2008年 北京オリンピック聖火輸送機
北京オリンピック聖火輸送機 2008年3月にギリシャのアテネで採火された聖火は、中国国際航空のエアバスA-330特別機(B-7065)で世界21カ国を回り、日本には、4月25日にオーストラリアから東京国際空港に到着し、長野市で聖火リレーを実施した後、ソウルへ向かいました。
撮影2008/04/25(金曜日) 05:57 ハロースクエア
604スポットに駐機 D滑走路工事展望台駐車場から撮影 ハロースクエア
撮影2008/04/26(土曜日) YS45
日替わりメモ 10月20日
〇 2008年 北京オリンピック聖火輸送機
日本人にとって、103票中わずか6票しかとれず惨敗した大阪オリンピックの話しは忘れられても、選ばれた北京オリンピックの聖火騒動は忘れられません。冬季五輪の地として聖火リレーが行われた長野市では、混乱を避けて善光寺が出発点を断ったり、4千人もの中国人が押し掛けたり、親衛隊みたいのがランナーを囲んで走ったりと、とてもじゃないが平和の祭典には程遠い情景でした。日本だけでなく、フランスのパリをはじめとして、チベットに対する人権抑圧等への抗議からどこでも騒動が起きており、懲りたIOCは、以後の聖火国際リレーを禁止する決定を下したのでした。
さて、聖火輸送のA-330は、赤と黄で筆太のラインを大胆に尾翼に跳ね上げて躍動感を現そうとしたものと思います。ただ、赤は漢民族が大好きな色であり、黄色と組み合わせるといやに艶(なま)めかしくなって、A-330が姑娘(クーニャン)のチャイナドレスに見えたりします。彼女はリレーの混乱ぶりに眉をひそめていたことでしょう。
羽田の604スポットに駐機している機体の写真は、照明塔が4本も串刺しするというひどい条件ながら、真横から写せたのはDラン工事の展望台があったおかげでした。林立する工事クレーンなども写りこんでおり、その面の羽田の一コマを伝えています。