2006年3月 全日空のスーパージャンボ引退
撮影2006/03/10 東京国際空港 にがうり
しょぼ降る小雨の羽田空港に鹿児島からのANA624便スーパージャンボ ボーイング747-100SRのJA8157は定刻より5分遅れの13:55スポット408にANA社長以下代表役員、制服姿の乗員、CAたちと多数のメデイア取材陣の前にゆっくりと進入して来ました。当機の東京・鹿児島往復便の機内は昭和54年スーパージャンボが就航した時の懐かしい制服の客室乗務員と搭乗券、BGMオーデイオで27年前の空の旅を楽しみました。
地上では社長以下役員のクス玉開きと機体への感謝の寄せ書きや乗客希望者たちの機体へのメッセージ寄せ書きもありました。また当時の制服姿の客室乗務員と乗員が並んで花を添えました。
1979年に登場した500人乗りの同型機は「大量輸送時代」の象徴とされ、これまで23機が地球2万周に当たる延べ約8億キロを飛行しました。今日のANAを築いた礎でもあり、ANA最古参ジャンボSR心からお疲れ様と言いたい気持ちです。
ジャンボ就航に合わせた三宅一生デザインのスチュワーデス制服を再現
乗客も寄せ書き
全日本空輸株式会社役員 中央は山元社長
ANA発表の諸元表 全 幅 59.6m 全 長 70.7m 全 高 19.4m 座 席 数 528席 (スーパーシート×20 普通席×508) 最大離陸重量 263,900kg 巡航速度 880km/h(M0.83) 最大運用高度 13,700m 航続距離 2,590km 離陸滑走距離
着陸滑走距離1,700m
2,170m燃料容量 181,940 エンジン形式名 ゼネラル・エレクトリックCF6-45A2型 エンジン推力 21,090kg×4基