1964オリンピックを境にして、東京は大きく変貌しました。日本空港商事が観光土産に売り出した「新東京」と「東京国際空港」絵はがきに変貌した箇所と変わらぬたたずまいを残す東京の姿が如実に示されています。
提供伊豫佐藤日進堂
この絵はがきを1965年のページに入れた理由は二つあります。
(1) 国立競技場の写真に「TOKYO
1964 OLYMPICS」の電光掲示が写っているので、オリンピック終了後の1964年または1965年に発行されたものであることが分かります。
新東京版 国立競技場の電光掲示板拡大
(2) 東京モノレールの写真に見えるダグラスDC-3は、胴体は全日空ですが、尾翼に伊藤忠マークがあるので、全日空から直接伊藤忠に譲渡された機体はJA5078です。伊藤忠での在籍期間が1965/08/27〜1969/904/24なので、少なくとも全日空カラーが残る譲渡直後に写されたものと判定されます。
東京国際空港版 東京モノレール拡大
新東京 東京国際空港
拡大
(機体) JAL CV880-22M JA8021 SAKURA 使用期間1961/07/21〜1971/04/28
東京国際空港版 国際線新鋭ジェット機
(機体) LUFTHANZA Douglas DC-8
東京国際空港版 箱絵
(機体) JAL Boeing727 JA8307 TONE
使用期間1965/07/20〜1972/07/31
東京国際空港版 国内線エプロン
(機体) YS-11試作2号機 JA8612 JAS聖火号としてのリース期間 1965/03〜11
東京国際空港版 ターミナルビル正面
7階建てのビルと新管制塔は1963年の完成
東京国際空港版 新ターミナルビルの国際線ロビー
東京国際空港版 空から見た空港ビル
(機体) 屋上のYS-11強度試験機の展示は、1965年8月から
東京国際空港版 展望台遊具
東京国際空港版 東京モノレール