碑記 正面　故一等飛行機操縦士一等航空士勳六等後藤勇吉殉難之地 左面　昭和三年二月二十九日遭難 背面　昭和九年十月建設　後藤飛行士記念協会

遭難地点
　大村から東へ向かっていた後藤機は、竹ノ木庭地区上空でゆっくりと逆方向に旋回し標高約200mの斜面に激突し機体が飛散したとのことです。（案内して頂いた地域の方のお話し）

撮影2017/05/30　翔べ日本の翼展にて　佐伯邦昭

　　　

　小学生時代、城山には飛行機の記念碑があると、それが何かは分からぬままに周囲で遊んだ時期がありました。　この公園は日本三大ヤブツバキの自生地として有名なのですが、本日ヤブツバキの写真撮影がてら後藤勇吉 乃碑を見てきました。

　後部にある碑文、今まで誰が書いたかも考えたこともなく読んだのも今日が初めてでした。署名は「帝国飛行協会会長正三位勲一等法学博士男爵阪谷芳郎」となっています。 帝国飛行協会二代目会長,東京市長などの経歴があるようです。

　阪谷芳郎氏を検索する途中で面白い記事を見つけました。もしかしたらご存じかもしれませんが航空界初期のそうそうたるメンバーの座談会記事です。神戸大学電子図書館　

撮影2007/02/07　　ハービー

　 門川町の海浜公園に立ち寄ったところ飛行士の銅像があることに気が付きました。飛行機には縁の無い土地だと思い込んでいたのですが、かつてはこの地で地元の飛行家が自力で飛行を行なったことを知りました。

　また、昭和５３年には門川町の沖合いで紫電改戦闘機のエンジンが引き上げられ、「太平洋戦争日向灘空域戦没者鎮魂碑」が建てられているそうです。引き上げらてたエンジンのその後は不明です。サンケイ出版　第二次世界大戦ブックス８３「紫電改」碇　義朗著に写真付きで解説されてます。