久しぶりにイベントフライトに乗ってきました。2月20日の天草エアラインATR42-600の就航初便です。
1月19日の予約開始日に、前任のDHC-8-100のラストフライトとセットで申し込んだのですが、あっという間に埋まってしまい、諦めかけていたのですが3日前にATRの初便だけ空席が出てきました。DHC-8-100は39席、ATR42-600は48席、その差9席のせいでしょうか。
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DASH-8のさよなら記念フライトについてはNN274参照)
就航当日、朝早くから狭い天草空港のロビーはセレモニー参加者、搭乗客、マスコミで一杯でした。セレモニーは7時から開始され天草エアラインの吉村社長のあいさつ、蒲島熊本県知事・中村天草市長・大西日本航空会長らの祝辞のあとテープカットが行われました。来賓(?)にはミュージシャンで乗り物愛好家として知られるパラダイス山元氏や熊本県営業部長のくまモン、司会はDJ/ナレーターとして有名なケイ・グラントが務めるなど、こう言ってはなんですが、小さな航空会社の割に豪華なセレモニーでした。
JALやANAでもセレモニーの司会はCAあたりが行うのが当たり前で、プロのそれも全国区で活躍しているケイ・グラント氏が登場するとは意外です。
また、セレモニー前後には県営業部長が大活躍で、愛嬌を振りまいておりました。
就航初便となったMZ101便は定刻より1分早い7:59に天草空港を出発し、8時42分に福岡空港に到着、離陸時・着陸時には乗客から拍手が沸き起こりました。
まぁ、なにより悪天候の中無事飛んでくれてよかった!
出発を待つATR42-600 JA01AM 撮影2016/02/20 天草空港 ハロースクエア
右エンジンに描かれた子イルカ、名前は「かいくん」。ちなみに機体に描かれているのは愛称にもなっている「みぞか」(天草方言で「かわいい」の意味)左エンジンの子イルカは「はるちゃん」だそうです。さらに機体腹にはくまモンがサンタクロースに扮した「モンタクロース」が描かれていますが、離着陸時に地上からしか見ることはできません。
初便のMZ101機内
吉村社長のあいさつ
蒲島県知事の祝辞(営業部長も付き添い)
テープカット
初便のコックピットクルー 向かって右側がPICの山本機長。
愛嬌を振りまく熊本県営業部長
搭乗記念品のプレゼント
DHC-8引退とATR42就航の寄せ書きボード
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