HOME・SITEMAP 日替わりメモ 広島県目次 海上保安庁のビーチクラフト18 伝説の時代から現代まで航空史抜き書き


航空歴史館

 

海上保安庁の交替セレモニー風景 広島航空基地のビーチH18の交替式



佐伯邦昭
 

A6404-05 広島市西区 広島西飛行場  旧広島空港
        JCG Hiroshima Air Base, Nishi-ku, Hiroshima Prefecture

      

思い出 海上保安庁の交替セレモニー風景  広島航空基地のビーチH-18の交替式 
         

 第六管区海上保安本部で活躍してきた同庁でただ1機の尾輪式ビーチクラフトH18 JA5506が退役して、前輪式のH18 JA5173が那覇基地から配転され、その交替式が1980年2月22日当時の広島空港内六管広島航空基地で行われました 。

退役 H18 JA5506の経歴

1964/10/13 製造、製造番号BA-712
1964/10/23 JA5506登録 海上保安庁仙台航空基地配属
1972/02 羽田航空基地を経て広島航空基地へ配属
1980/02/22 広島航空基地で引退 総飛行時間6800時間
1980/07/21 抹消登録 1980/07/17アメリカへ売却


配属 H18 JA5173の経歴

1969/10/10 製造、製造番号BA-764
1970/01/17  JA5173登録 運輸省・航空大学校(仙台分校) 
1975/12 海上保安庁へ譲渡 福岡航空基地配属
1980/02/22 那覇航空基地を経て広島航空基地配属
1981/**/**  広島航空基地で引退
1981/12/25 抹消登録  同日パラウへ売却 N26493
1963 ホノルル空港に廃機状態で放置
旧広島空港内の第六管区海上保安本部広島航空基地ハンガーで式典を待つMA506
トーイングされてエプロンへ
最後の エンジン始動
最終タキシング開始

飛ぶのかと思いましたら、滑走路を往復しただけの披露でした。
             

 これはテレビ局の要請で滑走させたもので、夕方の番組ではさも離陸するかのように編集されて流されていました。
 

最後の滑走終了 滑走路からエプロンへ

バックは、滑走路と平行して流れる太田川放水路の対岸にある鈴峯団地のセットバック住宅群

交替するMA173が飛来




 到着した向こうに見える建物が六管航空基地の司令塔とハンガーです。

 

両機並んで交替式 


耐空証明書返納

この機に愛情を注いできた人達が海上保安庁MA506の一文字を消します

 幹部がMA173を見学します

 

 

おまけ : 交替式の日の他の六管所属機

ベル47G-2 JA7105


ベル206B JA9117


セスナU-206G JA3790

 

新広島空港へ移転した六管航空基地にて 海上保安庁唯一のレシプロ機 2004/05/23