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　1970年頃だったと思います。夜、妙な機体が居るとの電話で西宮から愛用のスーパーカブで伊丹まで走りました。機首の窓が一つ増えており、左翼にはサーチライトをぶら下げています。尾翼の記号も何のことか分かりません。このC-54改造機は何でしょうか。教えてください。

C-54Dの操縦席窓（標準）

2019/01/24　geta-o

　これはまた珍しい機体ですね。機体の番号はTF-51FでなくTF-SIFです。この機体はアイスランドコーストガードの所属機で、製造番号10386　元USAF S/N 42-72281　C-54A-15-DC。1971/11にシンガポールで破損廃棄されたものと思います。

2019/01/24　gulf4

　登録記号は「TF-SIF」が正しい読み方ですね。所属はアイスランド・コーストガード、C-54A(製造番号10386/ex42-72281)。アイスランド・コーストガードは同じ登録記号でAS365N、そして現在DHC-8-300が「TF-SIF」を使っています。　

　操縦席後ろの窓は撮影用窓でしょう、P-3とかP-1も同じ位置に撮影窓があります。

　サーチライトはFLIRなどができる前の一般的な夜間の探知装備で追加装備かな。いずれにせよ珍しい国の飛行機が日本に来ていましたね。初めて当該機の来日を知りました。　
　日本の航空機登録ではSとI共に誤認識するので、使用不可文字になっています。

2019/01/24　飛行浪人

Ｃ−５４の件ですが”ＴＦ−ＳＩＦ、Ｃ−５４”で検索すると出てきます。アイスランドコーストガードの機体のようです。製造番号は１０３８６、スクラップにされたようです。

2019/01/24　匿名希望

いつも興味深く拝見させていただいております。23日付けでアップされていたC-54（TF-“51” F）ですが、これは元アイスランド沿岸警備隊のTF-SIFです。（“51” Fではなく、SIFです。）機体の詳細につきましては下記をご参照ください。
https://www.airliners.net/photo/Landhelgisgaeslan-Icelandic-Coast-Guard/Douglas-C-54B-Skymaster-DC-4/1406408
　来日の理由は不明ですが、恐らくは転売の途上だったのでは、と思われます。ご参考になれば幸いです。