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掲載20/02/09
 

ニュースフラッシュ514

 

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
 

企画展 スピードを追い求めた幻の翼 研三 -KENSAN-

 
撮影2020/02/08(土曜日) 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館支援ボランティア 副代表 小山 澄人


 本日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で、特別企画展「スピードを追い求めた幻の翼 研三」が始まりました。内緒にしていたのは「研三」中間機の実物大模型(胴体のみですが)に集中していたためです。

 図面や写真の展示だけでは、一般の人にはイマイチ研三機のイメージが分かってもらえないかなと思って、私を中心に、ボランティア有志で作りました。ダンボールと発泡スチロールでできています。我ながら、とんでもないものを作ってしまったと苦笑しています。

 12月からはずっとこれの製作に注力していました。企画展開会で一区切りつきましたので、ブログの更新 をそろそろ再開しようと思っています。





NHKニュースから

 「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」で展示されているのは、このほど国立科学博物館に残されていたことがわかった「研三」と呼ばれる第2次世界大戦中の陸軍の研究機に関する資料などです。
 「研三」は、東京帝国大学の航空研究所などが開発して各務原市で製造され、昭和18年12月、時速699.9キロという今も破られていないプロペラ機の国内最高記録を記録しました。
 館内には長さ6メートルほどの実物大模型のほか、部品の図面の複製や試験用のエンジンの実物などが展示されています。
 また、国内最高速度を記録したときの5分半ほどの映像も上映されています。
 愛知県稲沢市から訪れた男性は「当時の研究者が失敗しては改良を繰り返した努力はいまのものづくりにも生かされていると思う」と話していました。岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の水野剛学芸員は「この飛行機が各務原市で開発され、実験を重ねた歴史を知ってほしいと思います」と話していました。
 この展示は3月16日まで行われています。会期中の休館日は2月18日、3月3日です。