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大きなクレーンの脇の12号バースに停泊しているのはCVA-31 BON HOMME RICHARDです。
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6号ドックに入っているのはCVA-66 AMERICAです。
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CVA-66 AMERICA
・ 鑑定の決め手
両空母が判明できた決め手は、よ〜く目を凝らしてCVA-66を見ると、CVW-6[AE]所属機と分ります。CVA-31上にはCVW-5[NF]のF-8やA-4が確認できますが、CVW-5機と判別できるほどの細かさがないのが残念です。しかし目がチカチカしてきました(笑)
・ 当時の記録から
CVA-66 AMERICAは、1968/09/16入港 09/23出港。
CVA-31 BON HOMME RICHARDは、1968/09/20入港 09/27出港。
したがって、撮影は1968/09/20〜09/22の間と思われます。
・ 厚木に降りたCVA-66の艦載機
CVA-66が入港する前日の15日に次の6機が厚木に降りました。日曜日ということもあり、多くのマニア、もちろん私も撮りました。
VF-33所属 F-4J 155536/AE-205、
VA-82所属 A-7A 153176/AE-304, 153208/AE-306、
VAW-122所属 E-2A 152484/AE-723, 152485/AE-724、
空母所属のCOD C-1A 146051、
ちなみに、当時最新鋭のF-4Jは、この日が初飛来でしたが、要整備でNIPPI入りし、厚木を離陸したのは10/26(土)でした。他の5機は、空母出港と共に09/23(月)に厚木を離陸しました。
(佐伯注 航空ファン1968年12月号にCVA-66上のF-4J
AE-200のカラー写真と厚木のAE-205モノクロ写真が載っています)
また、CVA-31 BHRはベトナム戦から帰路の休養のため、搭載機は厚木に1機も降ろしませんでした。
・ 追伸
今回の2隻とは直接関係ありませんが、一つ追伸があります。
CVA-66出港の翌々日09/25(水)、横須賀にCVA-43 CORAL
SEAが入港し、搭載されたCVW-15所属12機が09/24までに厚木に飛来しています。
CVA-43の出港は、09/29(日)、CVW-15所属10機ほどの離陸が撮れました。
また、CVA-43入港の09/25からCVA-31が9/27に出港するまでの間、横須賀には、空母が2隻寄港していたことになります。今では考えられないほどの、マニアにとっての黄金時代でしたね。