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郡山市 陸上自衛隊郡山駐屯地
福島エスパル

:現地に展示中のもの ×:過去のもの :現状不明

A2603-02 福島県郡山市 福島エスパル 
               Fukushima Espal, Koriyama City, Fukushima Prefecture
    
× 福島エスパル屋上のビーチクラフト D18S V4 (ボルパー マーク W) JA5010または5102

2012/03/06確認 撤去済み


福島エスパル屋上 撮影2003/1/2  シシオ

宮城県瀬峰場外離着陸場 撮影1989/8  シシオ

 福島エスパル屋上の機体について下記のとおり推理してきましたが、瀬峰場外離着陸場での写真と比較する限り、同じ機体の可能性が濃いです。したがって下記の推察どおり、この展示機は元航空大学校ビーチクラフト D18S V4(ボルパー マーク W) JA50105102のどちらかであると決定します。 2003/02/07佐伯邦昭

   

ビーチクラフトD18S基本形
ビーチクラフトE18S 前輪式改造型

 


03/01/12 にがうりさんから投稿

ビーチクラフトD18SV4(ボルパー マーク W)と見る理由

 
ビーチ18は元が何種類もあり、さらに前輪式やその他多数の改修キットがあってややこしい機種です。しかし改修キットがないものの一つに搭乗ドアがあり、この形はオリジナルのままと思います。日本輸入機では<C18S>と<D18S>の搭乗ドアは<楕円形前方ヒンジ観音開き>です。<E、G、H18S>はメーカー改修により<四角形で下に開き内側にタラップつき>に変わってます。(図参照)
 それからすると展示機は<D18S>を前輪に替え、かつエンジンとプロペラ(3枚)を換装、そしてトンガリ機首、角型翼端に替えた<D18SV4>(ボルパー・マークW)という機種かなと思います。1972年日本航空機全集では4機在籍してます。(
JA5010、5020、5102、5103)
 なお<E>以降はジャニトロ・ヒーター装備なので煙突(吸排気用)があるはずですが、展示機はこれも見えません。この外にも各型細かい差異がありますが展示機写真だけではこれ以上判読不能です。

皆さんいかがでしょうか。 

03/01/19 GETA-Oさんから投稿 

航大機のどれかでしょう

 にがうりさんの推察通りD18Sの前輪改造型と思います。JA5010、5020、5102は航空大学校時代に尾輪式から前輪式に改造され、当初ペラは2枚でしたが後年3枚になりました。このうちJA50105102は1974年に仙台で退役後瀬峰場外離着陸場に置かれていたと聞いていますので、このどちらかと思います。あるいはJA5020が退役後どうなったか不明ですのでこれかもしれません。

 JA5103は最後までペラは2枚でないかと思います。 下の写真はいずれもGETA-Oさん撮影提供

D18S V4 JA5010 撮影1972/3/5 調布D18S V4 
JA5020 撮影1973/2/3 調布
D18S V4 JA5102 撮影1972/3/5 調布
D18S V4 JA5103 撮影1967/3/15 羽田

 

A2601 福島県 Fukushima Prefecture  郡山市 陸上自衛隊郡山駐屯地
    
◎ 川崎ヒューズOH-6D 31146

31146の経歴

1981/11/20 c/n6447  陸上自衛隊へ引渡 
  航空学校宇都宮航空SUで用途廃止 
  郡山駐屯地へ展示

撮影2010/04/11 駐屯地記念行事 (提供TRON 撮影者許可済み)
 
 

× 川崎ヒューズOH-6J 31116 

31116の経歴

1978/03/10 c/n6420  陸上自衛隊へ引渡  
1981/11/20 用途廃止 
  郡山駐屯地へ展示
2010 撤去確認

光沢がほとんどなく白みがかっており、窓には破損個所があります。 

撮影2006/04/16 駐屯地祭 伊藤憲一