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航空歴史館

在日米軍の部

U.S. AIR FORCE
制作中 U.S. ARMY
新  U.S. NAVY
U.S. MARINE CORPS

 

新 U.S. NAVY  NAVY
HRS-3 129030 HU-1DET.1 UP-9030

撮影1960/05 立川基地 高田天敵


 Bu.No.129030は、もともとP&W R-1340-57エンジン(離昇出力600HP、巡航出力550HP )を装備したHRS-2として1952年に完成した機体で、米海兵隊のHMR-361[HN], HMR-363[HZ], HMR-362[HL]で輸送用使用された後、19531954年には米海軍の対潜ヘリコプター部隊HS-4[VO]で訓練用に使用されました。

 1954年に海兵隊に戻りHMR-363[HZ]で輸送用に使用された後、エンジンを700HP(離昇出力800HPだが、HRS-3等では700HPに出力制限をかけていたらしい)のWRIGHT R-1300-3に換装し、HRS-3に改修され、再び米海兵隊のHMR-363[HZ]で使用された後日本に送られ、追浜基地のHMR-162[HS/YS]後にHMR-163[HP/YP]、更にH&MS-16[WW]で使用、その後1959年に同じ追浜にいた米海軍のHU-1DET.1[UP]に配属されました。

 立川基地でこの写真が撮影された1960年には所属を示す塗装はありませんが、まだHU-1DET.1に所属していたものと思われます。

 その後米本土に戻され、NAAS NEW IBERIAのベースフライトに配属されたようで、以後1968年に用廃となるまで来日したことはなかったようです。なお、この写真撮影時には全面(シーブルーではなく)エンジングレーの塗装になっています。 (山内秀樹)
    

 

U.S. MARINE CORPS  MC
1953年阪神飛行場空の日記念行事の公開 HRS-3 HMR(L)-162

HMR(L)-162 HS-14 撮影1953/09/03 阪神飛行場(八尾) 写真提供宮野アルバム


HMR(L)-162 HS-3 撮影1953/09/03 阪神飛行場(八尾) 写真提供宮野アルバム

HMR(L)-162は、MAG-16傘下の部隊で、1953年8月から1954年3月の間駐留しました。(山内秀樹


1954年9月23日 東京月島飛行場 空の日 航空ページェント 

月島飛行場での編隊演技  航空情報1954年11月号 


航空情報1954年11月号

(HO4S-1は米海軍の名称、MARINESの機体なのでHRS-3が正しい。


雑誌世界の航空機 1957年1月号 米海軍追濱基地ルポより

HMR-162   Marine Transport Helicopter Squadron-162
HMR-163   Marine Transport Helicopter Squadron-163


 19561231日、海兵隊は上記の部隊名を、HMR(L)-162と HMR(L)-163 (Marine Transport (Light) Helicopter  Squadronに部隊名を変更しましたが、世界の航空機19571月号は、おそらく195612月には発売されているため、追浜に取材した時はまだHMR-162、HMR-163だったと考えます。(山内秀樹)

 沖縄を含めて、日本に最初に展開したヘリコプター輸送部隊です。最初の基地は、阪神基地(現八尾空港)。まだヘリコプター自体が珍しく、周囲の大人もどうしてあんなものが空を飛ぶのか説明できなかった頃、恐れもせずに、小手をかざして飛び回るHRSを眺めていた大阪府民の子供でした。それにしてもオスプレイをなぜあれほどまでに大人の方々は恐れるのでしょうね? 



広島空港空の日、岩国航空基地三軍統合記念日の公開 

HRS-3 130264

1953/05/12 米海兵隊へ引渡 HMRL-163に配属
1965/05当時 岩国基地 MCAS-17 SZ-0264

撮影1964/09 広島空港 佐伯邦昭




撮影1965/05/16 岩国航空基地 佐伯邦昭


HRS-3 130252

1953/04/15 米海兵隊へ引渡 HMRL-163に配属
1966/05当時 岩国基地 MCAS-17 SZ-0252
  退役後 カリフォルニア州 Flying Leathemecks Museumuに保管 (詳細不明)

撮影1966/05/22 岩国航空基地 佐伯邦昭    


                               ↓
      
 胴体下面に書いてあるのはABANDON CHUTEの文字で、被救難者に対して、「パラシュートを捨てろ!」という命令文です。
 救助しようとしてホイストからスリングを下げて、被救難者を吊り上げるのですが、パラシュート降下した被救難者にまだパラシュートが付いていると、(不時着等でパラシュートを未使用でも、救助中に開傘してしまう可能性もあるので)吊り上げる過程でパラシュートがダウンウォッシュを孕んで開き、ヘリコプターと綱引き状態になるので、「まずパラシュートを捨てろ!」と命令しているのです。被救難者から見上げて読みやすいように、機体の右側にABANDON、左側にCHUTE2行で書かれていますので、左側の側面写真だとCHUTEの文字が逆さまに見えます。
 ABANDON CHUTE
は救難用に使用されるヘリコプターにはよく書かれていますので、機種ごとに位置や読ませる方向が異なります。  (山内秀樹)
    

 

U.S. AIR FORCE  AF
H-19C 34462

撮影1960/05/21 立川基地 高田天敵



27480

撮影1960/05/21 立川基地 高田天敵

 

U.S. ARMY
 

 

U.S. NAVY
 

 301

新 U.S. MARINE CORPS  MC
1953年阪神飛行場空の日記念行事の公開 HRS-3 HMR(L)-162

HMR(L)-162 HS-14 撮影1953/09/03 阪神飛行場(八尾) 写真提供宮野アルバム


HMR(L)-162 HS-3 撮影1953/09/03 阪神飛行場(八尾) 写真提供宮野アルバム

HMR(L)-162は、MAG-16傘下の部隊で、1953年8月から1954年3月の間駐留しました。(山内秀樹


1954年9月23日 東京月島飛行場 空の日 航空ページェント 

月島飛行場での編隊演技  航空情報1954年11月号 


航空情報1954年11月号

(HO4S-1は米海軍の名称、MARINESの機体なのでHRS-3が正しい。


雑誌世界の航空機 1957年1月号 米海軍追濱基地ルポより

HMR-162   Marine Transport Helicopter Squadron-162
HMR-163   Marine Transport Helicopter Squadron-163


 19561231日、海兵隊は上記の部隊名を、HMR(L)-162と HMR(L)-163 (Marine Transport (Light) Helicopter  Squadronに部隊名を変更しましたが、世界の航空機19571月号は、おそらく195612月には発売されているため、追浜に取材した時はまだHMR-162、HMR-163だったと考えます。(山内秀樹)

 沖縄を含めて、日本に最初に展開したヘリコプター輸送部隊です。最初の基地は、阪神基地(現八尾空港)。まだヘリコプター自体が珍しく、周囲の大人もどうしてあんなものが空を飛ぶのか説明できなかった頃、恐れもせずに、小手をかざして飛び回るHRSを眺めていた大阪府民の子供でした。それにしてもオスプレイをなぜあれほどまでに大人の方々は恐れるのでしょうね? 



岩国基地三軍統合記念日の公開 1965年と1966年

HRS-3 130264

1953/05/12 米海兵隊へ引渡 HMRL-163に配属
1965/05当時 岩国基地 MCAS-17 SZ-0264

撮影1964/09 広島空港 佐伯邦昭




撮影1965/05/16 岩国航空基地 佐伯邦昭


HRS-3 130252

1953/04/15 米海兵隊へ引渡 HMRL-163に配属
1965/05当時 岩国基地 MCAS-17 SZ-0252
  退役後 カリフォルニア州 Flying Leathemecks Museumuに保管 (詳細不明)

撮影1966/05/22 岩国航空基地 佐伯邦昭


                               ↓
      
 胴体下面に書いてあるのはABANDON CHUTEの文字で、被救難者に対して、「パラシュートを捨てろ!」という命令文です。
 救助しようとしてホイストからスリングを下げて、被救難者を吊り上げるのですが、パラシュート降下した被救難者にまだパラシュートが付いていると、(不時着等でパラシュートを未使用でも、救助中に開傘してしまう可能性もあるので)吊り上げる過程でパラシュートがダウンウォッシュを孕んで開き、ヘリコプターと綱引き状態になるので、「まずパラシュートを捨てろ!」と命令しているのです。被救難者から見上げて読みやすいように、機体の右側にABANDON、左側にCHUTE2行で書かれていますので、左側の側面写真だとCHUTEの文字が逆さまに見えます。
 ABANDON CHUTE
は救難用に使用されるヘリコプターにはよく書かれていますので、機種ごとに位置や読ませる方向が異なります。  (山内秀樹)