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航空歴史館
 

2012年国際航空宇宙展 

10月10日〜14日 セントレア中部国際空港ほか

(2012/10/12に掲載したニュースフラッシュ001から転記)

 

 

ヘリコプター歴史保存協会 阿部

 
 今回、セントレアで開催される国際航空宇宙展にヒューズ500を展示することになりました。

準備や搬入作業におわれて連絡が遅くなりましたが、先日、準備作業の際に撮影した写真を送ります。  

開催場所:中部国際空港 JA2012屋内展示エリア

開催日時:1012()14() 10:00〜16:00

ヘリコプター歴史保存協会代表 阿部和彦さんからお礼   3

今回のヘリの展示ですが、お陰様で大盛況でした。読売新聞に記事があるのでご覧頂けましたら幸いです。

2012/10/13付け読売新聞ホームページから 

 愛好家で作る「ヘリコプター歴史保存協会」(東京)のブースでは、警視庁が実際に使用していたヘリコプターを展示し、操縦席に座ることができる。1970年前後に報道の現場で活躍した読売新聞社のヘリコプター「ヒューズ500型機」などの写真展示もある。
 阿部和彦代表(49)は「実機に触れ、山河の多い日本で報道や物資輸送、人命救助と幅広く活躍するヘリの魅力を知ってほしい」と語る。

                        左が阿部さん 撮影2012/10/13 にがうり
                 
                                      

          
参考 国際航空宇宙展の全体を知るのに都合がいいので記事全文を拝借しておきます

 航空・宇宙技術の展示会「国際航空宇宙展」(日本航空宇宙工業会主催)で、中部国際空港(常滑市)とポートメッセなごや(名古屋市港区)を会場に12日に始まった一般向けイベント「パブリックデー」は、自衛隊機や民間のプライベートジェット機などの屋外展示もあり、多くの市民が楽しんだ。パブリックデーは14日まで。
 中部国際空港の屋内展示場では、全日空や日本航空、自衛隊、航空関係の出版社などのブースで、記念品の販売やパネル展示が行われ、多くの人が訪れている。
 愛好家で作る〜(上記)〜
 ポートメッセなごやでも、中高生を対象にしたガイドツアーも行われ、航空産業や技術に関心を持つ若者らが見学した。

 一方、航空自衛隊小牧基地(小牧市)には12日、中部国際空港で13、14日にアクロバット飛行を披露する航空自衛隊「ブルーインパルス」のT―4型機7機が芦屋基地(福岡)から到着。小牧基地への飛来は2009年以来2度目で、基地周辺では航空ファンが望遠レンズを向け、着陸シーンを撮影していた。

 

       以下撮影者 金しゃち Twinbeech にがうり

ポートメッセなごや会場
川崎重工 YCX

 個人的にはこれが一番の収穫でした。XC-2の民間貨物機型、YCXの模型です。機内に重機を搭載した模型で、輸送能力の高さをアピールしています。似たようなコンセプトではマクダネルダグラスがC-17の民間型としてMD-17を提案していましたが、民間機には必要以上の性能と高価格で発注する社はなかったものです。試作機だけでもいいので実機の出現を見てみたいです。





川崎重工 BK-117C-2
ドクターヘリ仕様ですが、新造機でまだ引き渡し先が決まってないとのことでレジも入ってません。このようなピカピカの出来立てを展示するとはさすがです。納入前に機体が傷つかないか心配です。一般の入場者ってこういうのを見るとすぐ機体をポンポン叩いて回るんですよね。




(株)国際物産 AW109 (JA777P) 実機展示

         日本的な演出もありました。
       



アグスタウエストランド AW169 モックアップ




三菱のブース

MRJは実機が開発遅れで間に合わず、こんな客席のモックアップのみ。普通、航空ショーですと**エアラインが航空ショー会場で何機発注というニュースが流れますが、今回はとんと聞かなかったような気がします。


MRJ 後方客室模型

           

エアバス社などを抱えるEADS社のブース




ボーイング社のブース

ボーイング787のフライトデッキ・デモンストレーター以外は模型展示だけの寂しさ。しかし初日はオスプレイの模型が展示されているとマスコミどもがバカ騒ぎして、ボーイング社の社員も日本にあきれたことでしょう。






 

日本の航空100年史コーナーに展示のハンスグラーデ機の実物大復元模型 人吉市人吉クラフトパークから


ホンダジェット ランデイングギア
CF-34 ターボファンエンジン
現用エンジンに紛れて、なんとネ20エンジンが展示されていました。

KYB 電動ブレーキ

 展示品では、宇宙関係も多数出品されましたが、私的には萱場が試作した航空機用電動ブレーキに興味が湧きました。従来のブレーキはほとんど油圧式ですが、これは電動モーターの回転(トルク)を押し引きに変換したデイスク・ブレーキです。試作品は小型ビジネス機クラス用だそうで、今後が楽しみです。


   KYB 電動ブレーキ仕様
   

 

小型人工衛星ほどよし1号機


惑星探査車両ローバー

中部国際空港セントレア会場


 中部国際空港の会場の方に10月12日に行ってきました。

 今回は41年前の小牧CL-1971S参照)の時とは全く状況が違って 、ささやかで、「国際航空宇宙展」というより「ドリームリフター展」と言ったほうがいいかもしれない内容でした。

 

 しかし、久しぶりにエプロンの中からみる国際空港の眺めは最高で気分が晴れましたよ。

  

   



 ドリームリフターはN780BAとN747BCの2機がおり、N747BCは貨物の積載と通関が終わって 午前10時40分頃アメリカに向けて出発しました。残るN780BAはAM10:50頃に展示場にトーイングされて来て ここでボデー積載のデモを 行いました。

 2007年5月14日の初出荷のセレモニーのときとは違い 、そばでみるドリームリフターの大きさには改めて感動。

 
 民間機の展示は特にとりあげるものはありませんが、ガルフの新型 G450が展示されておりましたが 、 何故かシリアルのあるはずのエンジンポッドと垂直尾翼には白いガムテープが貼り付けられていて 、登録と所在は不明でした。珍機としては岡南空港よりワコーYMF5Cがきていた他 初お目見えとしてJAXAのファルコンや国交省のBD700も展示されておりました。その他は自衛隊機と新聞社機を中心とした民間機が少々というところ 。                                        

ボーイング747LCF ドリームリフター ボーイング787部品積込デモ N748BC




 

ボーイング747LCF ドリームリフター N747BCとN780BC


ボーイング747LCF ドリームリフター N747BC 離陸


セスナ680 JA68CE JAXA



ガルフストリーム450 ナンバー、所有者とも不明

2012/10/16 金しゃちさんからメール
 このG450
は、セントレアを定置場としているNナンバー機です。いつもセントレアの北の端にある朝日航洋格納庫に入っていて、各地に飛行しています。

 今回その機体をわざわざトーイングしてきて展示したものです。当初展示予定には含まれてませんでしたが、展示機があまりにも少なくてさびしいということで急遽展示に加えられたようです。ただ、所有者の意向で社名が特定できるレジとマークを隠したようです。



ボンバルディアBD-700-1A10 JA005G 航空局

 

リアジェット31A JA01CP 中日新聞社


三菱MU-300A JA30DA ダイアモンドエアサービス


ビーチクラフトB200 JA8705 中日本航空


ベル212 JA9684 海上保安庁(定置場中部国際空港)


川崎C-1 58-1011 航空自衛隊第403飛行隊


川崎T-4 96-5775 第1航空団


富士T-7 56-5929 飛行開発実験団

シコルスキーSH-60J 8293


富士UH-1J  中部方面航空隊 八尾


ユーロコプターEC135T2 JA135H ユーロコプタージャパン


富士FA200 JA3680 個人 (定置場宇都宮市)


ワコークラッシックエアクラフトYMFワコーF5C JA55BP 個人 (定置場茨城県)








 

■ 13日土曜日 ブルーインパルス 




       名古屋市消防カラーガード隊「リリーエンゼルス」
    

■ 13日土曜日 海保ベル212(JA9684) レスキュー・デモ


YS-11コクピットトレイナー (中部国際空港セントレア会場)

 

 

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