日替わりメモ2011/09/26
〇 続々 イニシャル「G」の小型機の疑問
・ T-34Aではなく、陸上自衛隊のLM-1だと思います 伊藤憲一さんからメール
「G」記号の機体は、陸自のLM−1ではないでしょうか。
その根拠として、
(1) ネットの写真があります。ハービーさんの航空機写真館の自衛隊機・陸自機・LM−1の項に、「G」記号をつけたLMー1・21019号機があります。
http://harby.web.infoseek.co.jp/jglm1.htm
(2)「G」記号は、かつて、陸自機の部隊記号に使われていた、という本があります。
(実は、震災のため家を解体、プレハブに仮住まい中で、航空書籍は家財道具などと一緒に、農業用ビニールハウスの奥深いところに保管中で容易に取り出せなく、下記はうろ覚えの推定です。)
それは、航空情報1971年7月号別冊「自衛隊の航空機」(No.259)です。陸自機の部隊記号の一覧があって、「G」は、かつて使用していた(この時点で既に使われなくなった)記号だったようです。「G」の部隊名も書いてあったように思います。
そして、(2)から、「G」記号は少なくとも1969年ごろには使われなくなったのではないでしょうか。(部隊の廃止、改編などかもしれません。)
(3) T−34Aではないと思います。これも、私のほんの推測でしかありませんが、1964年に空自のT−34A9機が陸自に移管された際には、全機、当時の岩沼分校(記号は「SI」)に配属されたと思います。機体も、OD色ではなく、オレンジ色に塗られたと思います。その後、各方面隊に分散移籍したあと、一部(?)がOD色に塗り替えられたようですが、これは、1970年以降で、このころは既に「G」は使われなくなっていたと思います。
なお、この「G」部隊の存在期間、また、他ににどんな機種が配備されたのかは、わかりません。